RABBIT PROOF FENCE

アボリジニ白豪主義
1920年頃オーストラリア政府は歴史的に大きな汚点となる政策を執った。
人種隔離政策
白人の血統とアボリジニの血統を分けるため、ハーフの子供たちを強制的に親元から隔離し、施設に入れ英語教育、キリスト教教育を行ったのである。
映画「RABBIT PROOF FENCE」を観よう。
Rabbit-Proof Fence Review


もはや自らの言葉で語る余力を持っていないのでレビュー集のリンクで済ます。
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その結果、今でもアボリジニの人々は自らのコミュニティーで独自の文化を保っているがオーストラリア政府を嫌い、豪政府も歴史の汚点を拭うかのようにアボリジニ支援策を執る現在。
2000年オーストラリアでオリンピックが開催されたが、開催地選考のときには長い間問題になっていたアボリジニの人々の生活改善、待遇改善を必死になって行ったそうだ。
当然、今ではアボリジニと白人混血の人々がたくさんいる。肌が黒く顔の形はアボリジニ風だが金髪で目が青いという人がそうだ。
政府の過剰な支援策のため、アボリジニの人たちはあまり働かなくても暮らしていけるらしい。それゆえか、特に NORTHERN TERRITORY ではアボリジニの人が昼間から公園や通り沿いの芝生の上で昼寝をしているのをよく目にする。おっさんは酒を飲んでいる。時には「金をくれ」といって近寄ってくる。
少し意識していれば気づく、スーパーやオフィスで働いているのは白人かアジア系移民で、アボリジニの人は全くいない。
THE GHAN(ADELAIDE〜DARWIN を結ぶ大陸縦断長距離列車)に乗ったとき、小学生の団体旅行に遭遇した。彼らの9割がアボリジニの子供だった。白人は先生と数人の生徒。断定してしまうのは危険だが、おそらく教育現場でも差別がいまだに残っているのかもしれない。
白豪主義アボリジニについて詳しく勉強したのではないのでこのあたりでやめておく。
参考まで
http://discover.australia.or.jp/chapter01/008.html
http://discover.australia.or.jp/chapter01/005.html
http://www.cia.com.au/jtech/stranger/hot.html
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/essei/nakamura_t3.html