韓国・水原(スウォン)

came82442007-06-02

友達に会いに韓国の水原へ行ってきました。


彼が日本語かなり上手いためか、政治的な突っ込んだ話を多少。核とか米軍とかマスコミ報道とか。
前々から戦争とか日韓の文化とかこういう話はしてきた仲なので、1年に1度くらい、会えば必ず政治・経済の話はしている。
自分はやや保守よりの日和見。彼は日本好きな愛国主義者。兵役後も2年多く海軍にいたのに日本人と結婚してるという感じ。共通点はマスコミ嫌いてとこかな。
北朝鮮の核問題では意見分かれたけど、そこは自分に日本人の感情的なとこがあり、彼にもまた同胞という感情があるからだろう。
共通の結論、正論でもエゴでも主張を通すには力が必要だ。ドラえもんも言ってたし。


彼はアジるのが上手いから流されれば朝日的な思想に陥るかもしれないけど、基本マスコミは日経とテレ東・NHKが好きなので。
大学のとき典型的な朝日信者、東村山の学会員、嫌中韓朝日のネトウヨマルクス主義者とまんべんなくリアルで話をすることがあったから知識のバランス的には悪くないと思っている。(唯一朝日信者とは喧嘩別れになったが)
そのためか少々アジられても、国際社会でサバイブして何かを主張するには軍事力・経済力が必要なのが現状だという結論に持っていくことにしている。


ていうか、個人的には高度情報化社会の中で自分一人がサバイブするのに精一杯で、誰かに主義思想を押し付けるだけの気力がない。


あと水原(スウォン)では有名な龍珠寺という大きな寺に行きました。
ちょうど先祖の魂が還ってくる行事(お盆みたいなの)をやっていて、提灯がずらりと並ぶ光景がとてもきれいでした。

バンコクでもタイのお寺を見に行ったけど、日本・韓国・タイでは色使いが見事に違っていて特徴が表れているなぁと。
タイでは金色が多く使われていて見た目が豪華(権威)、韓国では赤青黄緑の色彩が鮮やか(鼓舞)、日本はモノクロで深みがある(畏怖)。と、文化や宗教観の違いが感じられる。


本堂のなかで故人の弔いが行われていて(葬式をお寺でやっていたのだろうか?故人の写真の前で家族が集まっていて坊さんがお経をあげていていた。)その横で本堂の仏像や仏教絵画お参りしたわけだが、タイのお寺はかなり観光気分でお参りしていたのに、韓国ではそういう観光気分でもなく神聖な信心でもない微妙な心持ちになったのはやっぱり日本人だからかなぁと。
歴史は大切だが自分も日本人のバックグラウンドを持つものとして洗脳されていると感じたのは、やれ恐ろしや。


それから犬肉食った。日本でいう鯨肉的な位置付けかな。
普通は食うもんじゃねぇ。
例えば、日本に旅行に来た外国人に鯨肉が食べれるレストランに行きたいって言われても困るだろ。 どこにあるんなら?
韓国で犬肉、オーストラリアでカンガルー肉、日本で鯨肉。不味いし食うもんじゃねぇ。貧乏な時代の文化の残りかす。
しかし、何事も経験ということで。経験なしでは評価もできん。