Cheaper than Backpackers Hostel

新しい、部屋は月8,000円。
当然風呂、トイレ、キッチンは共同。

光熱費は総額を住人で割るらしいから、月5、6000円。

これから1年間は、住まいにお金をかけられないという事情から
学校周辺で一番安いと思われえる物件を探した結果がこれ。

就職活動でお金がかかるのと、どうせ1年間だけなので我慢します。


足跡をたどる作業は、まず学校に提出を求められているレポートの導入部分から。
学類のジャーナルに載せるみたいなことをいわれているので真面目に書いてます。

では、


 「今までの日本を学び、これからの日本について考えた。」
 Working Holiday VISAを利用して外国で何をしてきたのかと問われれば、こう答えるだろう。街を歩き、本を読み、旅行と勉強と仕事を通じて出会う欧米やアジアの人々と話をすると、海外に存在する多くの「日本」を意識せざるを得ない。そして、それらは今まで日本にいるだけでは気づかなかった、いや、むしろ気づかなければならないところを、さらりと見逃していた部分だった。
 外国を旅行していると、現地の人だけではなく様々な国の旅行者に出会うことが多い。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカからの旅人たち。彼らの多くは、日本や日本人である私に対してとても友好的で、好意をもって話し掛けてきてくれる。旅先の感想に始まり母国のお国自慢まで。そして、好奇心旺盛な彼らは、日本人である私に、日本の産業、文化、歴史について質問するのだ。
「HARAKIRIって、いったい何だい?」(オランダ人旅行者)
「日本に行ったら新幹線に乗りたいね、とても早いんだろ。」(タイ人留学生)
「今の歴史は第二次世界大戦戦勝国の歴史だと思わないかい?かなり脚色されているよ。ナチスは確かに気違いじみていたけど、帝国時代に米英が植民地の人々に行った行為もひどかったじゃないか。非常に残念だ。」(ドイツ人旅行者)
「生物学を勉強しているって!?就職に有利なのかい?役に立つのか?」(トルコ人留学生)。
彼らの話を聞き、問われることで、自分が外国のことだけでなく、母国である日本について知らないことに気づかされた。それ以来、私は「海外を旅行するということは、日本を世界へ発信する一番身近な手段のひとつである。」と考え、旅先で会う現地の人や旅行者に対して接してきた。そのためには、日本の歴史、文化について理解していないといけない。それが「今までの日本を学び、これからの日本について考えた」理由だ。