A year late movement

韓国語を勉強しようと思う。

ワーホリでオーストラリアにいた時は、かなりの数の韓国人と仲良くなった。

その中の一人、貞九(Jeong Koo)は、本当に一生の付き合いをしたいと思える人。
彼は、現在28歳。日本語を独学で勉強してオーストラリアに来た人で、日本語はかなり上手。
青年時代はテコンドーをしていたそうで、細身の体から繰り出される技はすごくかっこ良い(兵役経験も4年間と普通より長いのでマジ強え)。

ほかにも農場でいっしょに働いた、俊昊(Jun Hoo)や萊均(Min Gyun)、Sun Myunも素敵な人だった。

そんなわけで、韓国にも旅行へ行きたいし、彼らともっと仲良くなりたいと思ったわけ。



レポートの続き・・・

 「文化」編。それぞれの国の文化を代表するものは、やはり「食文化」ではないだろうか。日本の食文化も世界で知られているがsushi-roll以外は人気がない。というのも塩味が濃すぎるから。OZも、ドイツ人も、韓国人も私が作った味噌汁や煮物を食べては「Too salty!!」と言う。これでも関西風なんだけどなぁ。
 しかし、今、世界の若者がDragon BallSLAM DUNKを読み、PlayStationSEGA、Nintendoで遊び、Pokemon、Yu-Gi-Ohを見る。日本発のサブカルチャーは世界を圧巻している。アニメ、漫画、ゲーム。宮崎駿の「Spirited Away」がアカデミー賞を受賞したが、日本発のサブカルチャーはこれにとどまらない。DRAEMONが、ASTROBOYが、GUNDUMが、Pikachuが世界中で大人気なのだ。書店に行けば日本人作家の漫画のコーナーがあり、あらゆるジャンルの作品が日本と同じように並んでいる。当然せりふは訳されているが、井上雄彦の「ダムッ ダムッ」や、しげの秀一の「ドシャー」という効果字!?はそのままで、「いいのか!分かるのか?」と笑ってしまった。
シドニーのチャイナタウンで「サラリーマン金太郎」を見たとき。「蝋筆小新」はて、このお題は?(シンガポールにて)。タイでは小中学生が何種類もの新作漫画を買い求めていた。エッ、そんな作品まで、と驚くことも一度や二度ではなかった。
 さて、Cartoonの次に来る日本の文化は「健康志向」だと思う。日々の生活が満たされ、モノに満足すれば、人は誰もが長寿を望む。現在、日本は世界一の長寿の国だ。日々の生活に満たされたとき、外国諸国の人々は長寿の秘訣を知りたがり、日本に注目するだろう。そのとき、私たちはなんと答えられるだろうか。寝たきりのままふとんの中で、病院や介護施設のベッドの中で暮らす数年間が本当の長寿といえるだろうか。多くの人は気がついている、これではいけない。そこで生まれたのが健康志向だ。有機栽培食品、各種の健康補助食品、ダイエット、エクササイズ。日本の健康志向を一言でいえば「予防」、いかに健康を保つか、病気を防ぐか、に焦点が当てられている。
 一方、外国では。今回、滞在期間の一番長かったオーストラリアでは、世界2番目の肥満大国といわれているだけに予防の概念は乏しい。先進国ゆえに治療技術は発達しているが、盛んなのは「Meditation」だ。ヨガや瞑想にイメージトレーニング。病は気から、心の健康に気を配ったものが多い。
 日本も元々「Meditation」が盛んなところだ。禅、書、念仏などで精神の安息を求めることは、今でも珍しいことではない。心と体の両方から健康を維持し、病を予防する。この文化なら盛んになる前に、積極的に発信してかまわない。