2004年12月20日。

タスマニアにある「魔女宅」のパン屋はビジネスライクなパン屋さんでした。
ロスという町にあるのですが、見た目は古風な雰囲気のおしゃれなパン屋さん。ジブリファンが訪れる理由に納得。パン屋さんだけど、タスマニアはミートパイが有名なので、ミートパイやケーキが主で「パン屋さん風カフェ」ってとこでした。
おいしいミートパイを食べて
「Excuse me, Can I see Kiki`s room?」
と尋ねたところ、パン屋のおかみさんが、ま・た・か、という顔。今朝も5人来たんだよね、5分だけよ。とか言いながら、しぶしぶ見せてくれました。
部屋を見てる途中も
「Quickly, quickly!!」
とせかされじっくり味わえないまま終了。
ま、本職はパン屋さんなんだから、忙しいときに観光で訪れる日本人一人一人にかまってられないのは分かりますが、もう少し誠意のある対応をしてもよいのでは・・・と思ってみたり。だってこんなところに来るの一生に一度きりだぜ。
Bed & Breakfastのお店なので、部屋がみたければ泊まらないといけないのが本筋なんでしょうが、男一人であの乙女チックな部屋には泊まれません。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4083/kiki.html


ウルスラ「魔法ってさぁ、呪文を唱えるんじゃないんだね。」
キキ  「うん、血で飛ぶんだって。」
ウルスラ「魔女の血か、いいね。私そういうの好きよ。
     魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。神様か誰かがくれたチカラなんだよね。
     おかげで苦労もするけどさ。」


私たちは自分の生きる道が何なのか探している。そう、自分の血が何の血なのか探す旅に!!
自分の血は何の血だったか?今の自分はこう思っている。

生まれたときから死ぬまで変わらぬ、誇り高き民族の血が私の体の中を流れている。

『身はたとえ、豪の荒野を さすらえど 留め置かまし 大和魂

山口出身、吉田松陰の辞世の句をまねて、今回は終わり。