○○の視点

先日
HTTP 404 - ファイル未検出[LAWSON]
ということで、(便利から一歩進むために - 消費という名のクリエイト行為)を書いたわけだが、


CVSが宅配サービスを始めるきっかけとなる出来事が立て続けに2つ起こった。

経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版


スーパーやドラッグストアがCVSの売りである24時間営業、深夜営業を始めだしたことに加え、CVSの店舗数が増え飽和状態。新規出店も競合が増えるだけで、利益拡大が見込めなくなったため、集客力アップのための値引き競争が始まった。


そこで新たな付加価値を見出すために宅配サービスを、ということなのだが、詳しくは
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/fukabori/index.html
を見てくれ。


次に


郵政民営化が実現すれば、合理化が進み、地方の特定郵便局が廃止されるかもしれないというのは選挙中も大きな関心ごとだった。
そこで、特定郵便局はさらに地域に密着したサービスを行うことで、行政の目が届かない部分を補える存在としての意義を見出そうとしている。


その一方で、CVSも地域に根ざそうとした動きが始まっている。それがデリバリーサービスだ。


まぁ、12日のWBSで紹介されていた内容だが、見ていない人のために・・・



(著○権というな。特に商業目的でもなし、むしろ番組のPR的要素もあるでしょ。)


おそらく、こういった地方ではCVSと郵便局が競合ではなく融合していくだろうな。
その過程でさまざまな課題があるだろうが、郵便局の機動力とCVSの商品力やサービス力が相互補完する関係となるだろう。


そのためにも民営化は必要不可欠なのだ。




ところで、既にCVSと他業種の融合はある。


am/pmが展開している
http://www.ampm.co.jp/newbusiness/delicetown/index2.html
である。


欧米では当たり前のガソリンスタンドとCVSの融合店舗。
日本ではいたるところにスタンドとCVSがあり、交通量が多く道路網も密なため、それぞれが独立してやっていけるのだが、アメリカやオーストラリアのような国は、交通量に対して土地が広大すぎるために、果てしなく続く道路の途中にロードハウス(レストラン+スタンド+CVS)という名前のオアシスが「ぽつん」とあるのが普通の業態になっている。


そこに、輸送トラックや車が補給のために止まるのだ。


日本はそういうニーズがないため、おそらくデリスタウンはこれ以上展開できない。


これから何年後かはコンビニ(改)=CVS+郵便局、が地方のホットステーションとなるだろう。