卒業旅行みたいなもの。僕らはいつも安宿を探しているんだ。香港VS京都

卒業旅行と称してまたAUSに行ってきたけど、その目的はケアンズに住んでる韓国人の友達に会いに行くためであって、Palm CoveやGreen Islandに行って楽しかったものの旅行で感じる新鮮なものは特に無かった。
だからキャセイ・パシフィックを使って香港にストップオーバー。


アジアはカオスだ。
いやカオスであるべきだ。


九龍地区のダウンタウン、ナイトマーケット、ストリートに迫り来る大量の看板広告。イノセンスで見たような世界がリアルに存在する。
旅先での一番の楽しみが「街を歩く」だから、香港島よりも対岸の九龍地区のほうがおもしろかった。
泊まりも空港からお出迎えが来るようなところじゃなく、1泊100HK$=2000円位の安宿、Chungking MansionにあったPark Guesthouseに泊まる。バンコク、クアラルンプール、シンガポールに比べると宿代はやはり高い。しかしこのChungking Mansionはカオスの結晶みたいなところで、街の中心にある荒廃した高層ビルに安宿と居住区が混在していた。

左側にある標識が気になる。


泊まった部屋の窓から眺めた景色。これぞカオス。ここから全てが生み出されるようであって、同時に全ての終わりのような気がする。写真じゃうまく伝わらないけど。


香港は英語でかまわないとこだと思っていたけど、ダウンタウンの屋台や定食屋なんかのメニューは全て中国語で、シンガポールに比べると中国語度が高かったような気がする。
バンコク<<<<<<<クアラルンプール<<<香港<シンガポール<<<<<<<<シドニー
てな感じかな。


帰ってから録りためていた番組を見ていて、3月18日のWBS土曜版で京都市の観光戦略をピックアップした内容が面白かった。
市と民宿が協力して通りに夜提灯をともしたり、お寺がライトアップしたり。中でもバックパッカーの心をくすぐるのが「外国人旅行者をターゲットにした安宿」。



宿の名前、オーナーの風貌、いかにもバックパッカー出身って感じがするな。


そういや、AUSのミルドゥラで会った韓国人の女の子も、国に帰ったら旅行者が気軽に泊まれる安宿をやりたい、って言ってたな。
沖縄も安宿が充実しているらしい。島のほうに行くと一泊1000円くらいで泊まれるとか。
沖縄ゲストハウス・沖縄安宿一覧