ちょうど1ヶ月前、タイ南部のプーケットにいた。
以下はプーケットを後にしバンコクに着いたばかりのころに書いた文章。


さて、タイ南部へは「復興支援へ!!」と張り切って行ったのですが、クラビー、プーケット津波被害の跡は、想像していた程ではありませんでした。
海岸沿いの通りの家々はすべて半壊、島への船は運休、砂浜の石畳がめくれ、いたるところに大穴が開いていましたが、現地の人々は朝から晩まで修復工事をし、自分たちで新しい生活を切り開いていました。
元々、タイ南部の西海岸沿いは観光産業の盛んなところで、悲惨な部分は見せないようにしていることも考えられますが、有名なビーチでは、欧米からの観光客が修復工事を横目に、バーで酒を飲んだり、ショッピングを楽しんでいました。
初めは、住処を失った人への救援物資の仕分けや、身元確認作業の手伝いができるかと思っていたけど、そんなわけで、私も予定通りホリデイしてしまいました。
地元の人も「本当はこの時期はもっと忙しいはずなんだけどね。」と言っていたので、観光に遊びに来るのが一番の支援と言うのはまぁ、間違いではないと思います。
しかし、バンコクインしてネットでニュースを確認していると、「プーケットにてタイの学生が寺院に運び込まれた死体の身元確認作業を手伝っている。」とのこと。
ナニ〜!!寺に行くべきだったのか。ま、そこに行っていたとしても、役に立てたかどうかは微妙なところ・・・
個人で動いていると、情報、手段、効率に苦労するとは予想していましたが、どうにかなると思っていても、どうしようもない時は、どうしようもありません。残念。