2004年11月14日、風の谷

Kata Tjuta (Mt. Olgas)
Uluru(Ayers Rock)の西50㎞のところにある巨石群。

巨石群の中心にValley of the Windという場所があって
ナウシカの風の谷のモデルになったと言われているところ。


その者 青き衣をまといて 金色の野に降り立つべし
失われし大地との絆をむすび ついに人々を青き清浄の地に導かん


ナウシカは映画版も良いけど、原作は「自然との共生」というテーマと「共に生きる」という主張が深く追求されていてさらに良い。
この台詞を紹介せずにはいられない。

  • 「あなたはとても強い力を持ってるやさしい子。でも、立派な人になるにはそれだけではだめ。力の恐ろしさも学ばなければいけないの。」
  • 「世界を敵と味方だけに分けたら、全てを焼き尽くすことになっちゃうの。」
  • 「では、あなたに名前をあげます。わたしは風の谷の族長ジルの子、ナウシカ。そなたはナウシカの子。オーマ


イラク戦争の頃は、
ブッシュよ。テメーだ、テメー。この台詞を良く聞け!!
「世界を敵と味方だけに分けたら、全てを焼き尽くすことになっちゃうの。」
分かったか、このボケナス。
とか思ってた。


しかしながら、原作の中で墓所の主を絶対悪(滅ぼさねばならぬもの)として扱っているのが唯一の残念なところだな。
だから、映画では途中で終わりなのか!?(時間的にも)


世の中に絶対なんてあり得ない。
限りなく100%に近いものがあるだけだ。