BUMP OF CHICKEN 2006 TOUR "run rabbit run"1月28日@幕張メッセ ライブレポ

カルマ−Stage of the ground−sailing day−MC
プラネタリウム−リリィ−リトルブレイバー−MC
ギルド−embrace−太陽−銀河鉄道−天体観測−MC
ダイヤモンド−アルエ−MC
fire sign−supernova−MC
オンリー ロンリー グローリー
(アンコール)車輪の唄−ガラスのブルース

ガラス球一つ落とされた 追いかけてもう一つ落っこちた

「いつも一番初めは疾走感ある曲が来るよね。そんでもって新しいのが来るとしたら初っ端はカルマだね、たぶん。」という予想通り一曲目は『カルマ』。
おそらく会場のほとんどの人が同じことを予想していたに違いない。

約束は果たされる
僕らは一つになる

ステージライトによって会場全体がプラネタリウムのようになって幕張メッセに彼らの四畳半の世界が始まった。
二曲目は『Stage of the ground』。天井のスポットライトは冬空に輝くシリウスかリゲルか、誰を照らすのか。

あの月も あの星も
全て君の為の 舞台照明

そして続くは『sailing day』。舵を取る果てにみんな同じ場所にたどり着いた。僕らは

誰もがビリーヴァー
永遠のドリーマー


短いMCの後、過熱を癒すように『プラネタリウム』、『リリィ』と続き、大切なナニカを探すように『リトルブレイバー』が始まった。

ねえ単純に気高き夢のタメ 愛する人のタメ
できない事なんて一つでもあるかい?


『ギルド−embrace−太陽−銀河鉄道−天体観測』と続き、メッセはアリーナの天井も壁も無くなって、代わりに宇宙が敷き詰められた。


MCの時ベースの直井が弱気なことを言うと、藤原は「正月早々にどうせ俺なんか、みたいな事言うなよ。あれ、何言ってんだ・・・まぁいいや、伝えたかったんだよ。・・・伝わっただろ。」と珍しく饒舌なところを見せる。
そして『ダイヤモンド』。人さし指を立てた腕が会場を埋め尽くす。

世の中に ひとつだけ かけがえのない 生きている自分

そして『アルエ』。ハートに巻いた包帯を解いてくれたのは、リュックに詰め込んだあの時の唄だった。


「みんな、一緒に唄ってくれー。」と始まった『fire sign−supernova』。

Nah! Nah! Na na na na na nah nah
Nah! Nah! Na na na na na nah!

コーラスフレーズがオーディエンスとともに何度も何度も繰り返される。

La la la lah lah Yeah yeah La la la lah lah Wow wow wow

僕らは今、スーパーノヴァ超新星)なんだ!
星の寿命が尽きる時に見せる、最後の爆発、最後の輝き。そんな一瞬をイマココデ。
その爆発の残骸は、また次の新しい僕らの輝きを生み出す糧となる。


ラストは『オンリー ロンリー グローリー』
僕らの輝き、それは

君だけが貰うトロフィー 特別じゃないその手が 触る事を許された光


4人がステージを後にしても拍手は鳴り止まない。当然のようにアンコールが湧き上がる。が、なかなか4人の姿は現れなかった。
その時、後ろからあのときのメロディが聞こえてきた。

Nah! Nah! Na na na na na nah nah
Nah! Nah! Na na na na na nah!

オーディエンスの一部から『fire sign』のコーラスが始まったのだ。それが会場全体に広がった時4人が再びステージへと姿を現した。


「ありがとう!」
交わされる感謝の言葉。
『車輪の唄』『ガラスのブルース』。

約束だよ 必ず いつの日かまた会おう

ライブは一期一会。けれど、それだからこそ僕らはスーパーノヴァなんだ。いつの日かまた会う時には、次の新しい輝きを携えて。

ガラスの眼をしたネコは叫ぶよ 短い命を りんりんと
ガラスの眼をしたネコは叫ぶよ 大切なイマを りんりんと


曲順、MCについてはあやふやな記憶です。指摘、感想など、何かあったらぜひともコメント下さい。