非モテ(ハゲ属性)のメンタリティ

非モテにはどうしようもない劣等感があって、その劣等感そのものがアイデンティティになっているため、そのメンタリティがキモくてモテない。
ということだが、その中でもあまり二次元やヲタ趣味そのものがアイデンティティというわけでもないのにモテないのがハゲ属性だ、と思う。
ハゲ属性のひとには「目(少なくとも眉)が隠れるほどの前髪があって、耳も隠れて、さらさらのヘアでないとモテない」という固定観念がある。
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マンガの主人公、芸能人、友達でモテるヤツというのはたいていこんな感じの髪型をしている。そういう過去の刷り込みによって、自分の中にあるかっこいいオトコの理想形の第一条件が髪型になってしまっているのだ。
しかし、本当のところその固定観念と自らの髪への劣等感そのものがかっこ悪い、というのがモテない理由なのだが・・・なぜかオトコ友達には事欠かない。
非モテ(ハゲ属性)には「くせ毛」と「ストレート」の2種類がある。
「くせ毛」は案外と打たれづよい。ハゲと呼ばれても笑ってスルーできる強さを持っている。というのも、もともとくせ毛だと髪を長くすることが出来ないために丸刈りか短髪にしていた過去が長く、髪の毛がないということがデフォルトなのでハゲることに抵抗は少ない。しかし、ロングやミディアムのさらさらヘアに対する憧れは相当に強く、自分を見失って髪を伸ばし始めるとひどいことになる。前髪が風に吹かれるとモジャモジャの髪が宙に漂いバックは常に爆発している(今の自分)。大げさに言えばスチームボーイに出てきた事故後のお父さん(エディ)のようにひどい。
一方で「ストレート」は軟弱軟弱ゥ!打たれ弱く、ハゲ出したために性格が変わってしまうこともある。というのも、ティーンネイジャの頃にはオトコの理想形を実現できたがためにその頃のイメージを忘れることが出来ないのだ。過去において髪で悩んだ経験が少ないから、非モテのメンタリティでない場合が多いのだが、ナルシストだったがために一気に扱いにくい非モテのメンタリティに落ち込んでしまうこともある。前頭部がヤバいのにストレートの横とバックは豊富という「落ち武者」完成!
それでは非モテ(ハゲ属性)の普段の生活の中にあるメンタリティをピックアップしてみよう。

  • オトコの勝負は「髪の量」と「生え際」で決まる。(あのオッサンには「勝ったッ!」)
  • 初対面の相手の印象は髪型と生え際の位置で覚える。(生え際が見えないと「クハッッ!負けたッ」とか思う)
  • おでこは隠したい。
  • おでこは絶対見せたくない。(結局見えてしまうんだけど・・・)
  • 前髪ブッツンのオンナが好きでしょうがない。
  • おでこ(生え際)を見せてるオンナは苦手。
  • ジジイに生え際勝負で負けるとショック(劣等感が増幅)。
  • バーコードのおっさんを見ると将来の自分のようで「悲しいときー」。
  • 顔よりも髪!
  • 性格よりも髪!
  • アデランス、リアップ、プロピアのCMは身にしみる。
  • サクセスのCM「今はじめるとニック」篇に出てる後輩君、かっこいいのになぁ。残念。

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  • 育毛しようと思うがどれにしようか。たくさんあってよく分からん。一番効果のあるのを教えてくれ!!
  • ナバホ族シャンプーかぁ・・・
  • カツラボクサー頑張れ!
  • われらがヒーロー竹中直人
  • われらがヒーロー2田中マルクス闘莉王(浦和)!
  • われらがヒーロー3和田一浩(西武)、福浦和也(ロッテ)!


自分を見失って髪を伸ばし始めていたけど、前述のようにヒドイことになっていたのでバッツリといきました。目指す理想は攻殻機動隊のサイトーさんです。