坂の上の雲・日清戦争

1日1章は良いとして、その都度感想を書くなんて無理でした。

ほんの二十年前まで腰に大小をはさみ、東海道を二本のすねで歩き、世界じゅうどの国にもないまげと独特の民族衣装を身につけていたこの国民が、いまはまがりなりにも、西欧式の国会を持ち、法律を持ち、ドイツ式の陸軍とイギリス式の海軍をもっている。
「猿まね」
と、西洋人は笑った。
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世界の中華であると思っている清国は清国で、日本人の欧化をけいべつした。もっとも日本人をけいべつしたのは、大清帝国の文明を信じ、その属邦であり続けようとする朝鮮であった。
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しかし、当の日本と日本人だけは、大まじめであった。
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日本のこのおのれの過去をかなぐりすてたすさまじいばかりの西洋化には、日本帝国の存亡が賭けられていた。

明治維新といい、戦後復興といい、日本人の過去の爆発力には感服する。
自分の中にも潜んであるだろう、その爆発力をもって就職活動に臨むべく、今日は東京の市ヶ谷に行ってきました。
市ヶ谷九段北周辺ということで、ついでに靖国神社を参拝してきました。大村益次郎創始者とは知らなかった。
ん!?明治天皇の創建じゃなかった?創始者大村益次郎
ややこしいな。
おりしも、遊就館にて「日露戦争百年展」が開催中だった。来週また筆記による選考があって、市ヶ谷まで行く予定なので、その時に見てみようかと思う。
1週間で近代日本史の読書はどこまで進むのか。